熊本市の空き家リフォーム補助 ── 契約の前に申請しないと使えません
第一章いくら出るのか
補助率は対象工事費(税抜)の2分の1です。上限額は、世帯の区分と物件の場所で四通りに分かれます。
熊本市「空き家のリフォーム補助」の令和8年度(2026年度)の内容です。居住誘導区域は熊本市の立地適正化計画で定められた区域で、物件の所在地によって上限が倍近く変わります。金額と区域は年度ごとに見直されるため、着手前に熊本市の案内でご確認ください。
差が大きいのは場所のほうです。同じ子育て世帯でも、居住誘導区域の内なら60万円、外なら30万円。物件を探す段階でこの区域を見ているかどうかが、そのまま金額の差になります。候補が複数あるなら、区域の内外は最初に確かめる項目です。
第二章契約より前に申請する
第三章枠がなくなれば、そこで終わります
令和8年度(2026年度)の受付期間は2026年4月13日から12月28日までです。ただし期間が残っていても、予算がなくなり次第、締め切られます。募集戸数は2026年7月21日の時点で約10戸とされていました。数は動きますので、相談を受けた時点で残りを確認してください。
締切の日付だけを見て「まだ半年ある」と考えると外します。実質の締切は予算が尽きた日です。
第四章対象になる空き家の条件
- 熊本市内の一戸建て、または併用住宅(店舗などの部分が床面積の2分の1未満のもの)
- 建設工事が完了してから1年を超えていること
- 過去に人が住んでいたこと
- 昭和56年6月1日以後に着工したもの、または耐震基準に適合しているもの
最後の一つは見落としやすい条件です。昭和56年5月31日以前に着工した建物は、耐震基準に適合していることを示す必要があります。古い空き家ほど価格は魅力的ですが、耐震診断と補強の費用まで含めて見積を組むことになります。
第五章申請する人の条件
- 補助を受けた住宅に2年以上続けて住むこと
- 市税の滞納がないこと
- 暴力団員でないこと
- 同じ工事について、国や地方公共団体から他の補助を受けていないこと
最後の一つは、他の制度と組み合わせるときに効いてきます。同じ工事に二重には出ません。省エネ改修などの国の補助と併用を考えるなら、対象工事の切り分けを先に整理してください。
確認相談を受けたときに確かめる五つ
- 物件は居住誘導区域の内か外か。上限額が倍近く変わります
- 施主は子育て世帯か若年世帯か。区分によって上限が変わります
- まだ売買契約もリフォーム工事の契約も結んでいないか
- 昭和56年6月1日より前の着工なら、耐震基準への適合を示せるか
- 今の時点で募集枠は残っているか。市に確認したか
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